〜発注するまで結果が想定できない「発注先選定」に悩む声〜
調査概要:「外部発注先に関するランキング調査」調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2021年9月21日〜同年9月23日
有効回答:外部に発注した際に不満や悩みを感じたことがある、非決裁者で30~50歳の会社員108名
「Q1.あなたがこれまで外部に発注した仕事の中で不満や悩みを感じたことについて、あてはまるものを選択してください。(複数回答)」(n=108)と質問したところ、第一位は「想定よりサービスや成果物の質が低い、手抜きと感じる」が38.9%、第二位「商談にたどり着かないと詳しい話ができない」が24.1%、「上司の話と実務担当者の態度やスキルが全く異なる」が24.1%という回答となりました。
・想定よりサービスや成果物の質が低い、手抜きと感じる:38.9%
・商談にたどり着かないと詳しい話ができない:24.1%
・上司の話と実務担当者の態度やスキルが全く異なる:24.1%
・何かにつけて追加費用が発生する:22.2%
・柔軟性に欠ける:22.2%
・スケジュールの遵守意識が低い:18.5%
・サービスサイトの記載内容と担当者の話が違う:17.6%
・契約した瞬間に優先度が下がったのかレスが遅くなった:16.7%
・論理的な話し合いができない:15.7%
・感覚的な提案や返しが多い(根拠に乏しい):15.7%
・自発的な提案に欠ける:13.9%
・担当者の実績・スキルが不足している:13.9%
・勘所や要領が悪い:13.0%
・担当者がコロコロ変わり、社内連携が不十分:11.1%
・成果物のデザイン等のセンスが合わない:8.3%
・チーム体制が弱い/リソースが明らかに不十分:8.3%
・ビジネス面での常識が不十分:8.3%
・特にない:6.5%
・わからない/答えられない:1.9%
・その他:0.9%
「Q2.その他、外部に発注した時に不満や悩みを感じた点や、苦労したエピソードがあれば自由に教えてください。(自由回答)」(n=108)と質問したところ、「成果物が納期通りに収められなかった」「専門的なアドバイスがほしいのにもらえない」「担当者のレベル感がバラバラ」など56の回答が得られました。
<自由回答・一部抜粋>
・44歳:成果物が納期通りに収められなかった。
・37歳:専門的なアドバイスがほしいのにもらえない。
・40歳:担当者のレベル感がバラバラ。
・45歳:組織変更や退職で引き続きができていないことは多い。
・32歳:一定の業務以上のことをこちらが指示しない限り自発的に完遂しようとしない。
・45歳:発注した仕様と違うものができてきた。
・39歳:対応が遅い。
・33歳:仕事自体の発注者と作業者となる業務委託者の認識ズレがあり、フィードバックがうまく伝わっておらずスキルが向上しない。
・38歳:営業の言うことが信用性に欠ける。
「Q3.外部に発注した時に感じた不満や悩みは、最終的に解決されましたか。」(n=108)と質問したところ、「あまり解決されなかった」が28.7%、「全く解決しなかった」が4.6%という回答となりました。
・完全に解決された:7.4%
・ある程度解決された:59.3%
・あまり解決しなかった:28.7%
・全く解決しなかった:4.6%
Q3で「あまり解決しなかった」「全く解決しなかった」と回答された方に対し「Q4.解決するために何らかのアクションはしましたか。」(n=36)と質問したところ、「はい」が75.0%、「いいえ」が16.7%という回答となりました。
・はい:75.0%
・いいえ:16.7%
・わからない/答えたくない:8.3%
Q4で「はい」と回答された方に対し「Q5.解決しなかった理由を教えてください。(複数回答)」(n=27)と質問したところ、「アクションに対しての反応が薄かった」が44.4%、「そもそも要件を満たす実績が先方になかった」が37.0%、「実務担当者とコミュニケーションがうまくいかなかった」が33.3%という回答となりました。
・アクションに対しての反応が薄かった:44.4%
・そもそも要件を満たす実績が先方になかった:37.0%
・実務担当者とコミュニケーションがうまくいかなかった:33.3%
・改善点について話し合う場をもてなかった:22.2%
・話が通じなかった、かわされた:18.5%
・実務担当者のセンスが合わなかった:18.5%
・双方の意向/方向性のすれ違い:18.5%
・実務担当者と相性や価値観が合わなかった:14.8%
・その他:14.8%
・費用からみると妥当だった:7.4%
Q4で「いいえ」と回答された方に対し、「Q6.解決しなかった理由を教えてください。(複数回答)」(n=6)と質問したところ、「実務担当者とコミュニケーションがうまくいかなかった」が33.2%、「実務担当者と相性や価値観が合わなかった」が16.7%という回答となりました。
・実務担当者とコミュニケーションがうまくいかなかった:33.2%
・実務担当者と相性や価値観が合わなかった:16.7%
・そもそも要件を満たす実績が先方になかった:16.7%
・改善点について話し合う気にもなれなかった:16.7%
・話が通じなかった、かわされた:16.7%
・アクションする余地もない対応だった:0.0%
・実務担当者のセンスが合わなかった:0.0%
・費用からみると妥当だった:0.0%
・双方の意向/方向性のすれ違い:0.0%
・その他:0.0%
「Q7.外部の新しい発注先を探す際に生じた懸念や不安について教えてください。(複数回答)」(n=108)と質問したところ、「様々なサービスを比較するのが面倒」が34.3%、「発注に当たっての手続きが面倒」が30.6%、「ネットで情報が多い中探すのが面倒」が29.6%という回答となりました。
・様々なサービスを比較するのが面倒:34.3%
・発注に当たっての手続きが面倒:30.6%
・ネットで情報が多い中探すのが面倒:29.6%
・発注先をじっくり探す余裕と時間がない:29.6%
・商談をして要件のすり合わせをまた一から行うのが面倒・時間がない:19.4%
・また発注先選びに失敗するのが怖い:17.6%
・依頼したい要件がニッチなので、適した発注先を見つけるのが難しい:16.7%
・既存発注先の実務担当者の人柄が良い:15.7%
・投資費用の回収ができない:13.9%
・社内からの紹介もしくは長年契約している発注先だったので、断りにくい:10.2%
・特にない:6.5%
・発注先を探していない:5.6%
・その他:0.9%
Q7で「発注先を探していない」「特にない」以外を回答した方に対し、「Q8.他に、新しい発注先を探す際に生じた不満や悩みや、苦労したエピソードがあれば自由に教えてください。(自由回答)」(n=95)と質問したところ、「サイト以外の情報が少ない」「発注してみないと実際のクオリティが分からない」「信頼関係を築けるかが不安」など50の回答が得られました。
<自由回答・一部抜粋>
・39歳:サイト以外の情報が少ない。
・44歳:発注してみないと実際のクオリティが分からない。
・35歳:信頼関係を築けるかが不安。
・50歳:IT系の業務では、スキルがピンキリで適任者を探すことが難しい。
・48歳:契約実績が無いと、きちんと履行してもらえるかが不安。
・44歳:どこに頼めば理想通りとなるのか分からない。
・39歳:新しい発注先と契約する際の稟議が面倒だった。
・40歳:新しい発注先への連絡先などが分からない。
・50歳:高額案件を発注できる、倒産しない会社かどうかがわからない。
・46歳:ウェブの情報と実際の内容が違うことがある。
「Q9.外部発注の際のミスマッチングやコミュニケーションコストを最小限に留めることができる、お互いの企業をよく理解したコンシェルジュによるビジネスマッチングに興味はありますか。」(n=108)と質問したところ、「非常にある」が13.9%、「ややある」が50.0%という回答となりました。
・非常にある:13.9%
・ややある:50.0%
・あまりない:23.1%
・全くない:6.5%
・わからない:6.5%
今回、外部発注の際に不満や悩みを感じたことがある、非決裁者で30~50歳の会社員108名に対し、「外部発注の担当者」に関する実態調査を実施しました。
外部発注の不満第一位として、「想定よりサービスや成果物の質が低い、手抜きと感じる」(38.9%)というクオリティ面が挙げられました。また二位以降に「上司の話と実務担当者の態度やスキルが全く異なる」(24.1%)「商談にたどりつかないと詳しい話ができない」(24.1%)といった理由がつづくことから、サービスのクオリティ面の不満については、発注先担当者の情報がWeb等で公開されている“二次情報”だけでは得づらく、商談時に詳しく聞かないとわからないという背景が伺えます。
これらの外部発注先に対する不満や悩みに対し、大部分の75.0%が「解消すべく何らかのアクション」をしたが、結果としては、全体の3割強が最後まで解消できなかったと回答しています。不満や悩みが解決しなかった理由をアクションの有無別でみると、アクションをした群では「アクションに対しての反応が薄かった」が44.4%と最も多く、蓋を開けてみたら「そもそも要件を満たす実績が先方になかった」(37.0%)、「実務担当者とコミュニケーションがうまくいかなかった」(33.3%)と回答の回答が続きます。
ここでも実務担当者とのコミュニケーションといった基本的な課題や、要件を満たすスキルや実績の不足など、Web等で公開されている情報や商談だけでは得られにくい要素が原因となっている背景が見受けられました。
一方でアクションを起こさなかった群でも「実務担当者とコミュニケーションが上手くいかなかった」(33.2%)という要因が挙げられます。
他にも「実務担当者と相性や価値観が合わなかった」(16.7%)、「そもそも要件を満たす実績が先方になかった」(16.7%)、「改善点について話し合う気にもなれなかった」(16.7%)と上げられ、不満が解決できなかったというこれらの課題には、同様に「一次情報の不足」が示唆されています。
次に「外部の新しい発注先を探す際に生じた懸念や不満」についての質問に対しては、「様々なサービスの比較が面倒」(34.3%)や「ネットで情報が多い中選ぶのが面倒」(30.6%)などが挙げられました。自由回答にも「サイト以外の情報が少ない」「発注してみないと実際のクオリティが分からない」など、比較やサービスの品質に関する不安の声があり、web上の二次情報や数回の商談では、拭いきれないという心境が読み取れます。
今回の調査より外部発注に関して、発注前から発注後まで各社が不満や悩みを抱えており、その多くが要件や実績に対する基準を満たしていなかったというミスマッチングやコミュニケーションコストに頭を悩ませている状況が明らかになりました。本調査からも、63.9%の方が、お互いの企業をよく理解したコンシェルジュによるビジネスマッチングサービスに興味を示したことからも、手間や時間を最小限に抑えながら、効率よく最適なパートナーを見つけられるサービスへのニーズが高まっています。
人手不足や働き方の変化などで今後も、アウトソーシングのニーズは高まっていくことが予想される一方で、リモートでのやりとりが可能になりました。
それにより“一次情報”が得にくくなったことで、発注先選びはより困難になっているように見受けられます。知人や社内からの紹介や口コミなど、“一次情報”も踏まえた上で選定する、もしくはそれらが可能なマッチングサービス経由で発注先選定をすることで、その要素は少し緩和できるのかもしれません。
レディくるは、完全無料のビジネスマッチングサービスです。
35,000社を超える企業の身近な相談相手として1社ずつ直接足を運び、それぞれの「ほしい」をアップデート。ウェブや電話でのやり取りだけではわからない企業文化や人柄までも把握します。そして、常に更新し続けられるパートナー企業(発注先)の膨大なデータベースの中から、ニーズだけでなく相性まで合った会社をすばやくマッチできるのが、レディくるの特長です。レディくるは中間マージンを請求する従来のビジネスマッチングサービスとは一線を画し、ご紹介するパートナー企業に対する活動費・広告費でサービスを運営しているため、発注先をお探しのお客様から相談料はいただいておりません。
今後もこのような担当者同士が“合う”ことを追求し、サービスを展開していきます。
(https://readycrew.jp/)
※フロンティアでは、PCR検査を毎月全社員に実施し感染症対策を徹底しています。
会社名 :フロンティア株式会社
設立 :2009年11月
代表取締役:高橋 政裕
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