DX推進
製造業の国内回帰が進む昨今、台湾の半導体世界最大手TSMC社が熊本に工事新設を発表するなど、世界的にも日本の製造業に注目が集まっています。そんな中、熊本に本拠地を構え、50年以上にわたって半導体とも関連の深いリレー生産を行ってきたオムロンリレーアンドデバイス株式会社では、2年連続でDXアワード(※)を受賞するなど、目覚ましい成果を上げてきました。
※「くまもとDXアワード2022 熊本商工会議所産業活性化委員会賞」(主催:熊本商工会議所)を受賞
その舞台裏には、業務の自動化(デジタイゼーション)、組織全体のDX人財育成(デジタライゼーション)、ビジネスプロセスの変革(デジタルトランスフォーメーション)というセオリーに沿って、製造現場が起点となって地道に活動を進めてきた変革ストーリーがありました。
そこで今回は、現場でDX推進に携わってきた同社第2製造部 製造2G チーム長 冨岡 弘一 氏をお招きし、具体的なエピソードをまじえながら、取り組みのビフォー/アフターでどのような変化があったのかご紹介いただきます。
また、オムロン株式会社からは自律型業務改善サービス「pengu」を作り上げた河野 智樹 氏(元・SDTM事業推進部 戦略統括責任者/現・WESOU JAPAN株式会社DX事業部事業部長)をお招きし、ツール活用のポイントについてお話しいただきます。
各社DX推進待ったなしとなっている現在、改めて原点に立ち返り、自社での取り組みと照らし合わせて再点検していただき、何かしらヒントを持ち帰っていただける機会となるよう企画しております。ぜひこの機会にご参加ください。
DX事業部 事業部長·WESOU JAPAN株式会社
河野 智樹 氏
1985年オムロンソフトウェア株式会社に入社。ファクトリオートメーション事業でのソフトウェアの開発を経験。中でも製造現場におけるデータドリブンのアプリ・システム開発、PMを担当。インダストリアルシステム事業部事業部長、企画本部マーケティング部部長を経て、2018年オムロン株式会社転籍後、イノベーション推進本部で製造業向けの業務改善のDX事業における事業およびサービス企画・開発を統括。 2023年2月より、WESOU JAPANにおいてDX事業責任者。
第2製造部 製造2G チーム長·オムロンリレーアンドデバイス株式会社
冨岡 弘一 氏
オムロンリレーアンドデバイス株式会社に2004年に入社。以来20年近くにわたってMYの生産ラインの生産、保全業務に携わってきた。現在はチーム長として、生産性の向上とDX化導入への中心的役割を担っている。